二酸化炭素(CO2)が人体へ与える影響について
CO2が人体へ与える影響について下記の通りまとめられています。
空気中のCO2濃度 | 人体への影響 |
250-350ppm | 大気中における通常濃度 |
250-1,000ppm | 換気が十分実施されている屋内の通常数値 |
2,000-3,000ppm | 呼吸深度の増加、呼吸の増加、眠気 |
3,000-4,000ppm | 頭痛、めまい、気持ちが悪くなる、ぼーっとする等 |
4,000-6,000ppm | 頭痛、めまい、気持ちが悪くなる、ぼーっとする、過呼吸等 |
6,000-8,000ppm | 意識レベルの低下、その後意識喪失へ進む、痙攣する等 |
>40,000ppm以上 | 酸素障害誘発、脳へのダメージによる昏睡、最悪死に至る |
換気の目安と見える化
人間の密集度と深く関わっているCO2濃度を測定することが換気の状態を知る最も分かり易い指標だと考えられています。
CO2濃度測定器を使用することで、換気状態の見える化を実現することができます。
ワークスペース、学校の教室等の多くの人が利用する施設などの管理者、バス、タクシーの運行会社は換気状態の見える化を行うことで、適切な環境が提供できます。